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しばきり園の貴重な山吹色のお茶

清水区茂畑のしばきり園に、静岡新聞社様の取材をかねて伺いました。
お茶も終盤になってきて、ほっとしたところ。この日は、水出し茶用の静7132(品種)の緑茶を製造中。少し蒸しをすすめて、水出しにして緑色が美しいお茶になるように一工夫しています。

「このお茶は、カナダにも行っているんだよ。」と渡さん。今、しばきり園では出来る限り茶園を無農薬栽培に切り替えるために、色々な工夫をしている最中。5年目の今年は、試練の年なのだそうです。

製造も一段落した頃に、しばきり園の貴重な品種、クロロフィル色素のない白い芽のお茶を淹れてもらいました。
白い芽というか、黄色い芽というか・・。どちらかしらね。^^

この右手の黄色い新芽は、栽培の先生として全国区で有名な先代が偶然見つけた黄色い芽を持った茶の木を、時間をかけて増やし畑にしたもので、お茶としては渋みが全くないのが特徴です。本当に独特な、甘みの爆弾のような味わいです。
とはいえ、今年の味はとても飲みやすく、素直な味わいに仕上がっていました。

このお茶は、生産量が少なく、カナダと静岡市の日本茶カフェ茶空間に出すとなくなってしまうため、小売することはほとんどありません。

しかし、6月6日(水)自由が丘で開く茶農家のお茶会では、1キロだけこちらのお茶を持ってきてもらい、茶会で召し上がっていだだけることになりました。(売り切れ御免です)
そして、一部を販売することにもなりました。 これは、午前中は楽しみが一つ増えますね。


静岡新聞社の記者さんと園主の渡さん。
何か本を持っていると思ったら、カナダで販売されているお茶の本でした。なんと、渡さんが紹介されています。

かっこいいなぁ。

しばきり園は、ものすごく深く深く・・・。自分たちがこの地でお茶を続けていくことに対して考えていて、「子どもたちに自信を持って自分たちの農業を伝えるために、今やっておくことは何か?」と問いかけています。それが、本当に夫婦の話から当たり前のように伝わってくるのが、とてもいい。

しかも、本気で苦しんだり悩んだりしているのに、やっぱり渡さんは笑顔なんだよなぁ~。さらに、全員が笑顔なんだよなぁ~。これが、本当にいいんだよなぁ~。子どもたちはお客さんにお茶を淹れたがるのも、頼もしい。^^

「オヤジの背中を見せる。」「ちゃんと向き合って、逃げちゃいけない。」渡さんがよく口にする言葉です。
ご自分も先代の背中を見て来たからこそでしょうが、お茶に関しても、「まずは、飲んでみてよ。」という姿勢が潔くていいのですよ。