今、世界中のグルメな人からセラピストまでが、「日本のお茶」に注目しています。
その理由は?
1.日本の緑茶に対する、健康効果への期待
世界的な「健康志向」の中で、近年ではカテキンを中心とした色々な成分の分析や、茶を摂取した場合の健康調査等が行われていて、今まで伝承で伝えられてきたお茶の価値がデータでも裏付けられるようになってきています。
2.伝統的な日本の茶文化への興味
日本人的思想やデザインなどの感性が育まれてきた日本の風土や価値感などの背景が、そこからから分かりやすく感じ取れるのだと思います。
国内外の方問わず、現在「日本式、茶の文化」と言えば、一般的には「道」のつく世界をイメージされている方が多いでしょう。
しかし日本人は、茶道が確立されるずっと前から、1200年以上、茶の木を暮らしに利用し続けてきました。私たちは小さな暮らしの中にも、日本のお茶文化があると捉えています。
日本のお茶、ここがスゴイ!
●途切れずに引き継がれる、日本のお茶
お茶は薬から嗜好品へと昇華されながら、時代時代に暮らす人たちの「茶を利用したい!」というニーズに応えてきました。日常的に飲んでいなくても、潜在的に「お茶が好き」という方は多くいらっしゃるようです。
●菓子・食・器・花・空間・思想などと広くつながる、日本のお茶
「お茶好き」への入り口は幅広く、自分の好きな扉から入れるようになっています。それぞれに深みと広がりがあるので、お茶の愉しみは尽きることなく、また自分流にアレンジができます。
●気軽にコミュニケーションをとるための、日本のお茶
淹れ方にも飲み方にも決まりのない日本のお茶。「お茶をどうぞ。」の一言で場が和み、その時空間を共有できる感覚は、日本流のもてなしです。
形にとらわれず、自分の世界を愉しめるのが、お茶の魅力。
暮らしの知恵をたくさん含んだ、古くて新しい「日本のお茶の魅力」を愉しんでいただけるよう、ご案内していきますね。
・「日本のお茶」の魅力