しばらくは、農園大茶会の参加農園をご紹介しますね。
お一人目 十番宿の豊好園さん
イケメンでノリの良い豊好園の次郎さんは、浴衣姿で街道を盛り上げてくれました。色とりどりに並んだお茶は、マニアも喜ぶ針のような浅蒸し品種茶の小袋たち。
品種茶は、農家ごとに製造方法も変わるため、品種特性を知るためにはまず同じ農園の中で比較するのがおすすめです。そういう意味でも、20種類もの品種を作る豊好園さんは、おもしろいですよ。
他にも『苺が浮かぶ紅茶』など、ヒット商品も小袋販売していたので、ついついもう一つ!と手を出してしまう雰囲気でした。
マニアな私も、品種茶「あさつゆ」談義を少々。秋深くなるのが楽しみです。
分かる人にしか分からないかもしれませんが、品種特性の違いを味わおうとすることが、自分の感度を上げる方法の一つになる気がしています。
8月29日の茶懐石 温石さんとのコラボ「茶肴.labo」でも、豊好園さんの品種茶を使わせて頂きました。
お二人目 十番宿の麓栄園さん
一見、無口でぶっきらぼうな感じに見えますが、お茶作りは職人気質!農薬を使用しない栽培を30年も続けているため、紅茶もしっかり甘く、完熟した風味でした。
緑茶は固定客さんへの販売が中心ですが、最近は、紅茶だけでなく烏龍茶作りも面白さを感じているようで、試作茶を頂きました。と言っても雑ごと多くゆっくりする時間がなかったため、茶葉を食べて味を観るという方法しか出来なかったのですが。
軽く焙煎した紅茶ほうじ茶の水出しを頂いたのですが、これはお子さんにも、外国の方にも気に入って頂けそうなお茶でした。