今年は、新芽の生長が
いつもよりもの~んびり。
お~い、新芽よ。
そろそろ、八十八夜です。
って、言ってる私がのんびりだった。
今日が八十八夜です。
茶畑は、やっと萌黄色に。
今日、新茶を飲むと長生きするって、
どっかの誰かが言ってたような気もするけれど
別に、今日じゃなくてもいいから。
新茶って聞いたら、
ぜひ一度、召し上がってみてください。
お茶の新芽は強いんです。
どんなに厳しい冬があっても、
必ず春には新芽を出す。
そういう新芽の集まりが、新茶。
針のように尖った山のお茶は、
一本一本の新芽が細くよれて乾燥されているのです。
だからお湯を注ぐと、また新芽に戻ってくる。
すごいこと。
もちろん、
お茶のおいしさは、新茶だけではありません。
なんていうか、
新茶は産地や作り手、茶関係者のおまつりです。
収穫の喜びをみんなと共有したいという、
前のめりな気持ちの表れかな。^v^
でも、摘みたての淡い、初々しい香りは、
閉じ込めても逃げて行く、春の香り。
逃げちゃう前に、
まずは新茶を一杯。
作り手の、今年もおいしいお茶を作るぞ!
という意気込みを味わってみてください。
やっぱり、お茶は農産物。
自然相手のものだからね。
人が収穫のタイミングに合わせる必要がある。
飲み手は待つしかないんだろう。
合わせる必要・・なんて、義務じゃなくて、
それが、文化的要素を持った農産物のおもしろさだと、改めて今思う。
あとは、待つ価値のあるお茶と出合えるかどうか?
お茶うけ屋のメンバーは、ものすごく真剣勝負でお茶を作っている人たちばかり。新茶時期はピリピリとした空気が漂ってくるほどです。
お茶の味は好みもあるし十人十色ですが、お茶うけ屋のメンバーのお茶ならば、自信を持っておすすめいたします。
●お茶うけ屋に2012年度産のお茶が並ぶのは、6月中・下旬です。