2月12日、5回目の茶農家のお茶会を開催しました。
前後の週末は記録的な大雪という悪天候でしたが、
合間は何事もなく、足元に残る雪がまた、古桑庵の雰囲気を醸し出していました。
今回の参加農園は、若い後継者3人でした。
(写真は、掛川茶のひらの園 平野省吾さん)
大御所の落ち着いた緊張感とはまた一味違い、気さくでぎこちなさもありながら、でも未来に対する思いは、たくさん持っている人達でした。
(写真は、足柄茶の高梨茶園 高梨晃さん)
最初の1回、というのはどう転んでも、一生に一度しかない機会です。
(写真は、静岡茶の豊好園 片平次郎さん)
その農家の心の音を味わうことも、おもしろい。
お茶というと、どうしても年齢層が高くなります。
今回のお茶会は、特にお客様の年齢層も若くなりました。
それはとても嬉しいです。
本当は、若い方こそ、知ると価値があるのが、
日本のお茶文化だと感じています。
美味しいとかまずいとかだけではなく、生き方を味わう。
農業をする人の生き方からも、学べるものはたくさんあると思います。
こういう農業から学ぶという意識は、農家との関係の中で私のお茶の道が作られてきたからかもしれませんが、キラキラ光る原石を自分の中にも見つけるって、本当に大切。農家のお茶会で何を味わうのか人によって違うと思いますが、ただただ、味わいにきてもらえる方がいるのは、ありがたいです。
最後に、集合写真。みんないい顔しています!
今回は、インターネット番組の取材もありました。ありがとうございます。3月下旬の配信予定です。日時が決まり次第ご案内させて頂きます。
次回は、7月。新茶を用意してまいります。
ご参加ありがとうございました。