【茶師と出会い、静岡茶のワザを知り尽くす一日】
2/25~3/5まで、島田市博物館に初めて『天下三名槍』が揃う特別な9日間があります。
その初日2/25に刀鍛冶職人と同様にお茶を生み出す職人として、静岡県の茶師7人衆が勢ぞろいする特別企画
【その一】 茶師のお茶めぐり 先着500名様 参加費500円
会場で待つ、七人の茶師がそれぞれの趣向を凝らし、自慢のお茶をご紹介。参加者の皆さんは受付にて本イベントの記念杯を受取り、各番宿で聞き茶ならぬ、お茶を楽しんでいただきます。この機会に、静岡茶の奥深さをぜひご体験ください。
【その二】 三種のお茶のあそび方体験 参加費500円
分館にてお茶のいれ方「いろは」を<指南役>の解説の下、体験していただきます。いれ方次第でこんなにも変わるお茶のおもしろさを体感してください。
【その三】 お茶選びのお手伝い(茶葉販売)
好みや用途に応じたお茶の葉、それぞれの特性を知りながら、お茶選びのお手伝いをいたします。
ヒト(刀鍛冶=茶師)がいるから、できるモノ(刀剣=茶)
価値あるものの生まれる場所には、それを生み出す人たちがいます。かつては島田の町にもたくさんの刀工がいて、互いに腕を磨きあっていたのでしょう。 お茶の世界にも「茶師」と呼ばれる人たちがいます。
ここに集まった茶師たちは、お茶づくりのプロフェッショナル。畑でお茶の木を育て、独自の価値感にそって製茶し、販売までをこなす「茶づくりの職人」たちです。
日本茶師紹介
「自由豪快!」益井園
農薬不使用。余分な肥料を与え過ぎない。茶品種の個性を生かしながら 緑茶・烏龍茶・紅茶を作る茶師・益井悦郎。青年海外協力隊として海外から日本の茶農家の未来を考えた異色な存在。刀剣ならやっぱり【日本号】
「切れ味」山水園
標高400mの静かな山里で、伝統的な「山のお茶」にこだわる茶師・内野清己。 清流・藁科川沿いの霧に包まれた茶畑で育ったお茶は、豊かな旨味の中に爽やかな苦味と渋みが心地よい。切れ味鋭い【蜻蛉切】のよう!
「貫く」カネトウ三浦園
地元島田市の茶師・三浦克暢。 濃い緑色が特徴の深蒸し茶と紅茶づくりの名人。 紅茶は「日本茶アワード2016」で最高の『プラチナ大賞』を受賞。 【御手杵】のように思わずハートを貫かれちゃうかも?
「雅な香り」丸高農園
香り立つ茶をつくる若き茶師・高橋一彰。門外不出の品種「香寿」はほのかな葡萄の香りで大人気。製造のみで花のような香りを引き出すお茶界の調香師。うっとりする香りのお茶で、雅に【歌仙兼定】気分。
「世界を駆ける」釜炒り柴本
独学で釜炒り製のお茶を手がける茶師・柴本俊史。時代に合った香りのある茶づくりで、各地から希少なお茶を求めてバイヤーが訪れ、海外での茶会も行うなど、お茶界の坂本龍馬!?気分は【陸奥守吉行】ぜよ。
「徳川家の守り」牧之原山本園
徳川幕府御典医の子孫が茶師・山本守日瑚。 牧之原台地の丈夫な茶葉を活かした深蒸し茶はどっしりとした飲みごたえ、家康公を守る【ソハヤノツルキ】を彷彿とさせる。同時に新たな茶づくりを開拓する武士の精神も魅力的。
「よきかな」井村園
地元島田市の茶師・井村徹は、ゆったりと、広がりを感じさせるお茶づくりの名手。紅茶評価も高く、昨年は単一農園茶の祭典で優勝。どことなくおっとりと優雅さを感じさせるところ、【三日月宗近】が似合う。
会場はこちら ⇒ 島田市博物館公式サイト アクセス
島田駅からのシャトルバス ⇒ 時刻表とバス停はこちら
参考ページ 刀剣乱舞まとめサイト