向笠園 Archive
向笠園のむっちり新芽
向笠園に伺いました。向笠園は畑の新芽をそのまま茶葉に閉じ込めたいというのがお茶作りのイメージなのですが、本当にここの新芽はすごいんです。
大きい新芽は硬そうなイメージがありますが、大きくても肉厚でも、柔らかいというのが特徴です。太くて大きな芽でもポキッと折れてジューシーなので、野菜のように料理にも使えます。
向笠安大君が、ちょうど出来たお茶を見ていたので、一緒にテイスティングをしてきました。
写真では見えないかもしれませんが、本当に少しの機械設定の違いで、ずいぶんと雰囲気の違うお茶になります。この違いはなんだろう?と思うのですが、茶師の一人に聞くと、「手の感覚」が安定しているかどうかが大切なのだそうです。
専門用語では、「しとり」という茶葉の外側と内側の水分のバランスが常に一定に保たれているかを、どこまで敏感に感じ取れれるかなのだそうです。
なるほど・・・。それはもう、経験と観察力の世界ですね。
向笠園は、安大君が後継者となってから、お父さんのお茶作りとはお茶の方向性が変わりました。良いとか悪いとかではなく、表現の違いかもしれませんが、根本的な考え方は同じなようです。
向笠園の一芽の力強さは本当に珍しく、その新芽の魅力を最大限引き出したい、活かしたいというのがあります。
だから、話をしていておもしろいんですよね。
今年も、いいお茶が出来そうです。
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向笠園 プロフィール
- 2010-09-26 (日)
- 向笠園
東名高速道路相良・牧之原インターを降りて5分のところにあるのが、牧之原台地でお茶を作る向笠園です。牧之原台地は標高150m、周囲20kmが平地として広がっていて、昔は平らな地形を利用して軍の飛行場も作られたような地域です。
延々と広がる茶畑の一番奥に、大きくて開放的な茶工場を持つ向笠園があります。
園主の向笠安行さん。息子の安ひろさんが後継し、3人の内孫に囲まれながらお茶を作っています。
12年前奥さまを亡くされてから、たくさんの生産農家や友人たちに助けられながらお茶作りに没頭したのだそうです。息子さんが就農し、娘さんが結婚、出産する中で「やっと一区切りついて、余分な力が抜けて来たようだよ。」と、嬉しそうな顔で言われていたのが印象的でした。
<向笠園 お茶の特徴>
向笠園が作るお茶は、牧之原台地特有の深蒸しタイプ。茶葉の形を残しながらも色と味の濃い深蒸し煎茶を作ります。そして向笠園の一番の特徴は、茶の木の一本一本の勢いです。
一枚一枚の葉っぱが大きく、緑色濃く艶があります。面積に対する新芽の数を減らして、一芽ずつに太陽と栄養が充分に行き届くような栽培方法をしています。
牧之原台地は太陽の陽射しが長時間当る平地でもあり、昔から新芽の葉肉が厚く苦渋みが多い産地と言われてきましたが、向笠園ではその地域特性をさらに生かした健康な新芽を育てることで、長く蒸しても味や香りやコクが抜けない力強い深蒸し煎茶が出来上がります。
「原葉以上のお茶は作れない。」
だから、収穫量の減る栽培方法だと分かっていても、とことん栽培を追求し、それぞれの品種特性を引き出すような良質なお茶作りを目指しています。
向笠園には、「喫茶去庵」と名付けられた離れと、昔ながらの製茶部屋があり、博物館にありそうな古いお茶の機械が現役として活躍しています。
喫茶去庵で、茶畑を見ながらお茶を淹れていると、誰もがほわわ~んとほっこり気分。他にも、茶工場の機械を改造した移動式の巨大露天風呂を作ったり、可動式の囲炉裏を作ったりして、友人たちとお酒を飲みながらわいわい楽しむのだそうです。
毎年春には、生産農家の仲間と手揉み茶と哲学の勉強会を、冬には向笠園で茶業研修をした全国の茶農家が集まる勉強会を開くなど技術向上を重視しています。

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【向笠園 お取り寄せ情報】
■お茶のタイプ 濃緑マイルド系
■栽培品種 やぶきた あさつゆ やまかい さやまかおり
■商品価格構成
【緑茶】3,000円/100g~
【紅茶】
【その他】 緑茶クッキー 茶飴
■連絡先 ご注文・お問合せは、お電話・FAXでお気軽にどうぞ。
〒421-0404 静岡県牧之原市静谷2642-1
事務所電話&FAX 0548-27-2299
■栽培・製造責任者 向笠安行
■農園サイト
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